矯正歯科と虫歯予防

キシリトール

虫歯対策の一つとして、キシリトールが話題ですが、キシリトールによって、歯が丈夫になる訳ではありません。ですが、キシリトールには歯を虫歯菌から守る働きがあり、虫歯予防の一つにはなるのです。キシリトールとは白樺の木から抽出される天然甘味素材であり、フィンランドでは昔から虫歯予防として使用されています。歯の表面が酸で溶けてしまうと、いわゆる虫歯となってしまうのですが、一目で虫歯と分かるような状態は、かなり「う蝕が進行している」状態といって良いでしょう。目に見えない虫歯は、口の中にかなり存在すると言っても良いかも知れません。

再石灰化

最近分かった事ですが、虫歯にも「自然治癒」が存在するのです。ちょっとだけ虫歯になってしまっても、歯のその部分は再石灰化する、つまり、歯が自然にエナメル質を形成し、補充しているという歯のメカニズムが解明されたのです。虫歯になりそうだった歯が、う蝕の進行を防ぎ、そればかりか再石灰化するというのは、ありえないというのが、これまでの常識でしたので、大発見ではあります。再石灰化する条件としては、歯のう蝕を進める酸を退ける事なのです。食事をすると口の中は酸性に傾いてしまいます。酸性になった口の中を早く中性に戻すと、それだけ酸にさらされずに済むのです。ここで問題となってくるのは、唾液の働きです。唾液が口の中の酸を薄め、口の中の状態を中性にしてくれるのです。

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